毛花の買い方について

注文は時期に余裕を持って

フェザーの在庫状況や他のお客様のご注文との兼ね合いにより、すぐにはご注文に対応できない場合もありますので、ご使用予定日までに1~2ヶ月の余裕を持ってご注文ください。

毛花の演技を効果的に取り入れる

毛花を使った演技は華やかですが、無意味に次々取り出すだけでは良い演技にはなりません。どうしてそこでその花が出てきたのか、演じる側にとっても見る側にとっても意味が感じ取れる手順を組むことが重要です。アレもコレもと欲張らず、他の道具を使った手順の中間にアクセントとして入れた方が効果的な場合もあるでしょう。

レクチャーDVDの演技はあくまで参考です。解説されている手順や技法を全てを演じる必要はありません。気に入った部分だけを効果的に取り入れてみてください。

練習用と本番用を用意する

毛花のプロダクションは、実はマニピュレーションに近い部分もあり、上手く演じるためには充分な練習が必要です。しかし、練習をすればするほど毛花は傷んでしまいます。常にケースから出した状態で保存したり、フェザー部分に蒸気を軽く当てたりするなど、出来るだけ長持ちさせる工夫をしてください。毛花は消耗品なので、それでもいつかは傷んで使えなくなってしまいます。

本番を綺麗な状態の毛花で演じるためには、同じ形状の毛花を同時に2つずつ購入されることをお奨めします。1つを練習用に使い、もう1つを本番用にとっておくのです。毛花は一点一点手作りされるため、作る時期によって大きさに微妙にばらつきが出てしまいますが、同時に製作すればほぼ同じ形状に仕上げることが出来ます。または、同じ形状の毛花を追加注文される際に、お手持ちの毛花のサイズを正確にお知らせください。

※とりわけ傷みやすいのはノーマルタイプです。カーネーションタイプは比較的長持ちします。

ネタ袋は手作りする、または毛花と一緒に注文する

毛花を仕込むネタ場として筒状の布袋(=ネタ袋)を作ることをお奨めします。衣装の裏地と同じ色の滑りの良い布地で、お手持ちの毛花の大きさに合わせてお作りください。毛花全体が収まる長さとし、幅は毛花が簡単に引き出せる程度に余裕を持たせてください。後から一部を縫い留めて、毛花の出具合を調節します。衣装の裏地やカマーバンドの裏に縫い付けて使用します。

自分だけのオリジナルブーケを作る

ありきたりの毛花に飽き足らなくなったら、お好みのブーケをカスタマイズされては如何でしょうか?当工房では本物の花に近い形状を目指して様々なバリエーションのブーケをデザインしています。お好きな色、本数、長さ、ボリューム感でのご注文を承ります。毛花製品の特徴のページをご参考にして、ご要望をお知らせください。

具体的なご要望をおまとめするのが難しい 場合は、簡単なイメージ画や写真等で雰囲気をお伝えください。それに従ってパーツを製作し、ブーケとして組む前に花瓶に入れた状態の写真をお見せして印象を確認していただきます。

イメージ画
イメージ写真
花瓶に挿して
印象の確認
左記イメージ写真を
基にした完成品